入れ歯
入れ歯

当院では、単に「抜けた場所を埋める」だけでなく、患者様の生活の質(QOL)を高めるための入れ歯づくりを追求しています。
入れ歯において最も大切なのは、上下の顎が正しく噛み合うことです。噛み合わせがズレていると、痛みや外れやすさの原因になるだけでなく、全身のバランスにも悪影響を及ぼします。当院では、お一人おひとりの顎の動きを詳細に分析し、しっかり噛めて、かつ粘膜に負担をかけない理想的な位置を導き出します。
「せっかく作ったのに痛くて使えない」「すぐに外れてしまう」といったお悩みをお持ちの方が多く来院されます。入れ歯が合わない原因は、土台となる歯ぐきの状態や、顎の骨の形状の変化など様々です。当院では、今の入れ歯のどこに問題があるのかを徹底的に究明し、快適に噛めるようになるまで責任を持ってサポートいたします。
開院以来36年、数多くの入れ歯治療に携わってまいりました。保険診療から高度な自費診療まで、蓄積されたデータと技術を活かし、難症例と言われるケースにも柔軟に対応可能です。長年の経験に基づいた「噛める喜び」を、ぜひ実感してください。
歯を失ってしまった際の選択肢には、ブリッジやインプラントなどがありますが、その中でも「入れ歯」は、最も歴史が古く、幅広い症例に対応できる優れた治療法です。
現代の入れ歯は進化しており、素材や構造を工夫することで、天然の歯に近い見た目や、違和感の少ない装着感を手に入れることが可能です。
入れ歯は、ただ食事を摂るためだけの道具ではありません。「会話を楽しむ」「思い切り笑う」「表情を若々しく保つ」など、前向きな毎日を過ごすための大切なパートナーです。当院ではカウンセリングを重視し、患者様のライフスタイルに最適な入れ歯を一緒に作り上げていきます。
お口の状態に合わせた適切な処置で、これらのお悩みは解決できます。一人で悩まず、まずは当院へご相談ください。
入れ歯には、健康保険が適用される「保険診療」と、より機能性や審美性を追求した「自費診療」があります。
| 項目 | 保険診療の入れ歯 | 自費診療の入れ歯 |
|---|---|---|
| 長所 |
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| 短所 |
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問診・カウンセリング
今お困りのことや、新しい入れ歯へのご要望をじっくり伺います。お口の中の状態を詳しく検査し、最適な治療プランをご提案します。
個人トレーの製作
既製品の型取り用枠ではなく、患者様専用の「個人トレー」を作ります。これが精密な型取りへの第一歩です。
精密な型取り(印象採得)
個人トレーを使用し、歯ぐきの形や粘膜の動きを精密に写し取ります。これをもとに、噛み合わせを測るための土台(咬合床)を作ります。
噛み合わせの決定(咬合採得)
上下の顎の高さ、前後左右のバランスをミリ単位で計測します。この工程が、しっかり噛める入れ歯になるかどうかの生命線です。
試適(仮入れ歯での確認)
ロウで作った土台に人工の歯を並べた「仮入れ歯」をお口に入れ、見た目や噛み合わせ、発音の状態を確認します。
入れ歯の完成・装着
本番用の素材で仕上げた入れ歯をお口に合わせ、微調整を行ってからお渡しします。
調整(メンテナンス)
入れ歯は、使い始めてからが本当のスタートです。実際に食事をしていただきながら、数回かけて細かな調整を行い、患者様のお口に完全に馴染ませていきます。

レジン床義歯
プラスチック製の一般的な入れ歯です。安価で修理しやすい反面、割れないよう厚みが必要なため、違和感が出やすい傾向があります。

コバルトクロム床義歯
金属床の中で最もポピュラーな素材です。薄くて丈夫、熱伝導性も良いため、食事の温度を感じやすくなります。

チタン床義歯
非常に軽く、生体親和性が高いため金属アレルギーの心配が少ないのが特長。臭いも付きにくく清潔に保てます。

ゴールド床義歯
貴金属を使用。精密な加工が可能で適合性が非常に高く、変色もほぼありません。重みがあることで、下の入れ歯が安定しやすいメリットもあります。

ノンクラスプデンチャー
金属のバネがない部分入れ歯。特殊な樹脂の弾性を利用して固定するため、周囲から入れ歯だと気づかれません。

マグネットデンチャー
残った歯の根と入れ歯に磁石を仕込み、磁力で固定します。バネがないため見た目が美しく、着脱も簡単です。

コンフォート(シリコン裏装)
入れ歯の裏側に生体用シリコンを貼り付けます。クッションのような役割を果たし、歯ぐきの痛みを和らげ、抜群の吸着力を発揮します。
お口の状態にもよりますが、型取りから完成までおおよそ5~6回程度の通院が目安です。ただし、入れ歯は「作って終わり」ではなく、完成後の微調整が非常に重要です。快適に使いこなしていただくために、装着後も3~4回程度の調整期間を含めてお考えいただくことをお勧めします。
最も大きな違いは「厚み」と「熱の伝わり方」です。自費の金属床は保険のプラスチック製に比べて約3分の1以下の薄さにできるため、お口の中の違和感が劇的に少なくなります。また、金属は熱を通すため、飲み物の温かさや食べ物の冷たさを感じることができ、食事がより美味しく感じられるようになります。
新しい靴と同じで、お口に馴染むまでにはある程度の時間が必要です。一般的には1ヶ月程度で、話し方や食事の仕方に慣れてくる方が多いです。最初のうちは、発音しにくい言葉があったり、噛むときに違和感があったりしますが、調整を繰り返すことで必ずご自身の体の一部のように馴染んでいきます。
無理に使用を続けず、早めに歯科医院で調整を受けてください。お口の環境は日々変化するため、定期的なチェックが欠かせません。
お手入れについては、食後に専用のブラシで汚れを落とし、夜寝る際は洗浄剤を入れた水に浸して除菌してください。歯磨き粉を使うと表面に傷がつき、菌が繁殖しやすくなるため注意が必要です。正しいメンテナンスで、お口の健康を守りましょう。
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